祝島千年の島づくり基金ニュース

全国からの祝島の漁業者への応援の声で、漁船へ太陽光パネルを設置しました!

島の漁船や船舶への太陽光パネルの設置ですが、7月に入り4隻の船へ設置いたしました。設置後も特に不具合はなく、 現在も順調に稼働しています。


設置作業中

太陽光パネル自体は小型のもので、船のバッテリーヘの充電もあくまでも補助的なものですが、長期間船を動かせない場合や、冬のシケが続く時期などにはしっかりと活躍してくれることでしょう。

この太陽光パネルの設置については、これまでも上関原発反対運動において自然環境面から様々な支援や応援をいただいてきた「WWFジャパン(世界自然保護基金 日本支部)」と、再生可能エネルギーの普及を目的としたNPO法人「世界マメナジー基金」が全国に呼び掛けて寄附を集めてくださったものです。

多くの皆様のご協力に感謝するとともに、祝島としてもこの全国からの応援の声にこたえていくことができればと思います。なおパネル設置は今後も4~5隻 を予定していますが、さらに何隻分かは追加で設置も可能です。


設置した太陽光パネル

家屋への太陽光パネル、順調に発電しています!

島の家屋に設置した 2件の太陽
光パネルは、 順調に発電しています。特に2件目の島の食料品店さんに設置させていただいたパネルは、今年6月末で設置1周年を迎え、6kwのパネルで 1年間の発電量が8400kwhと、専門家も驚くほどの発電量です。


今日も頑張って発電しています!

島づくり基金集会

さる 6月7日の島づくり基金の集会には、時期的にびわの収穫などで忙しい中、島民約 450名の中で約 80名もの皆様にご参加いただきました。

先日、びわ茶やひじきなどでつながりのある「大地を守る会」(安心・安全な食品などを扱う団体)から、 自然エネルギー普及のための助成金 (約 245万円)を、祝島の自然エネルギーのプロジェクトにたいし支援していただくことが決定しました。集会の中ではそのことなどについて報告や進め方などについて意見交換をさせていただきました。

今後は上記の助成金を使った事業として、島内での電気や灯油、ガスなどのエネルギー消費の現状や、将来的に島の人がどのように暮らしたいのか、その暮らしにあうかたちで自然エネルギーを増やしていくにはどのような方法が良いのか、そういったことについての調査などもしていきたいと思います。

また耕作放棄地の再生と太陽光パネル設置についても、まずは自己資金による10kWのパネル設置をこの秋から冬にかけてしていきたいと思います。

この島で、原発のお金にも電気にも頼らず生きていくんだという思いを島づくりに生かしていくためにも、今後もご協力をお願いいたします。

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