祝島のご紹介

祝島のご紹介

 

瀬戸内に浮かぶ、ハートのかたちをした、人口約500人の美しい島
「祝島(いわいしま)」をご存知でしょうか?
千年以上も平和で豊かな時間が流れてきたこの島では、
過去30年近くにわたり、非常に大きな問題が起きています。
それは、「原子力発電所」の建設問題です。

 

1982年、中国電力が山口県上関町四代田ノ浦に、
出力135万キロワット級の沸騰水型軽水炉2基(上関原発)の建設計画を発表しました。
建設予定地は祝島の対岸、海を隔ててわずか4キロ先。
祝島と建設予定地の間は豊かな漁場で、祝島の生活基盤になっています。
しかも、そこは瀬戸内海に最後に残る世界遺産級の生態系の宝庫。
天然記念物の希少種が数多く発見され、
かつては瀬戸内海ならどこでも群れていたスナメリの最後の楽天となっています。
もし原発が稼働すれば、高温の原発排水が海に垂れ流され、
海の生態系は壊滅的な打撃を受け、島の暮らしは一変してしまいます。

 

「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」は、
千年続いた島の暮らしと地域社会と稀少な自然を破壊する上関原発に建設に反対し、
祝島が「自然エネルギー100%自立」を自ら実現することで、
原発に頼らない、自然エネルギーで自立した未来の島づくりを始めるとともに、
千年続いた豊かな自然と文化と伝統を活かした「21世紀型の地域づくり」を目指します。

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