2011年6月18日、デンマークのサムソ島で自然エネルギー100%の運動をリードしてきたゾーレン・ハーマンセンさんと、環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長の飯田哲也さんが祝島を訪れました。
この際設けられた集会では、ゾーレンさんと飯田さんからサムソ島がどのように自然エネルギー100%を実現していったかが語られ、島民も熱心に耳を傾けました。
サムソ島は祝島の約10倍の規模の島。1985年にデンマークが脱原発を決定し、1997年に島は自然エネルギー100%を実現することを宣言しました。その後は島民主体で様々な自然エネルギー事業が実施され、成功を収めています。
祝島にとって、サムソ島の成功は大きな希望であり、その経験から学ぶことはたくさんあります。ゾーレンさんは、サムソ島の成功要因のひとつにローカル・オーナーシップを挙げました。島民中心に、一歩ずつ自然エネルギー100%を実現していくことの大切さが改めて確認されました。