6月24日に島内の食料品店さんに設置された太陽光パネル第2号の、8月分の発電量は942kWhでした。
6kWのパネルの1カ月当たりの発電量(夏場、中国地方)は700kWh前後が普通のようですが、その約1.35倍です。今年の8月は雨がほとんど降らず晴れが続いたこともありますが、それにしてもかなり高い数値です。これが一時的なものなのか恒常的なものなのか、あるいは他の要因があるのかは、今後の発電実績を重ねていく中で検証していきたいと思います。
ただ祝島では、当基金の代表理事でもある山戸貞夫が約15年前に自宅に3kWの太陽光パネルを個人的に設置しているのですが、その年間発電量が全国平均の1.2倍程度だった年もあります。
そして自然エネルギー100%プロジェクトを進めるにあたり、そのデータに基づいて太陽光発電は島に適しているという判断がされた経緯があります。
またプロジェクトによる太陽光パネル第1号の設置から約1年が経ちますが、そちらのデータも近日中に報告できればと考えています。
祝島のめぐまれた日照条件の元、多くの皆様の寄付によって設置された太陽光パネルは順調に発電し、島に電気を供給してくれています。
発電量についての参考URL http://www.jyuri.co.jp/solarclinic/